09. ナルバキスン (Look at me, Gwisun)

「初のトロット(韓国の大衆音楽(演歌))曲。僕の両親がトロットが大好きだったので、僕も子供のころから当たり前のように聞いて育ってきたんです。この曲を韓国でリリースしたのは2008年なんですけど、そのときは韓国のバラエティー番組にたくさん出演していた時期だったのもあり、この曲の明るくはつらつとしたイメージが僕のキャラクターにピッタリで、トロット歌手=D-LITEという印象も持たれるようになりました。昨年のソロツアーのときには韓国語で披露し、ファンのみなさんと一緒に歌って踊って盛り上がることができたのですが、もっとみなさんにこの曲の面白さを理解してほしい、醍醐味を味わってほしいと思い、今回日本語で新たに歌わせていただきました。日本語詞は、前山田健一(ヒャダイン)さんが手掛けてくださったのですが、以前番組でお会いする機会があり、僕の性格とかをヒャダインさんなりに解釈してくださった結果がこれです(笑)。ぜひ歌詞にも注目して聞いてほしいです。歌に関しては、テンポが早いのに言葉が詰まっていて、しかも、結構キーも高いので大変でしたが、楽しく歌えました。とくにラップは楽しかったです! この曲は宴会とかカラオケとかで歌うと、みんなが1つになって盛り上がれるし、仲良くなれる自信があります(笑)。でも、言葉でいろいろ説明するよりも、感じるまま、自然体で楽しめばいいと思います」

全曲解説 インタビュー・文 星野彩乃